Klon Centaur

正直これ対してレビューすると批判と罵倒の嵐に曝される可能性が高いのであんまり書きたくないんですが書きます。


みんな知ってるKlon Centaurですね。

別に今更語ることなんてないし売っぱらってしまったので思い入れも特にないんです。

出会いは2011年の冬セカイモンで人には言えない破格で買いました。今のような過激な高騰をする前で超安かったです。


僕の所持していた個体はゴールドの絵無しとのことで全然レアでもなんともなく、人の所有欲をただ満たす為だけの存在でした。

肝心の音はというと、、、と、いうか世に蔓延るTS系との比較ですね

本家TS9、T808などと比較すると

・はるかにアウトプットレベルが高い

・ローゲインでの音のレンジが広い

これはFulldriveとも一緒ですね

ってか本当にこれだけですね。


実際巷で言われている内部回路での昇圧に関しても本当に大して変わらない(ep boosterの方が元気のいい音になる)

ゲインをあげると超高ノイズ、レンジは激狭に。

電池の減りも超早いです(一回の練習で電池交換もありました)

こんなこと言っても持ってる人にもこれから買う人にも全くいい影響を与えないので、

僕の偏見からCentaurの大好きな使用アーティストとその用途ベスト3を紹介します。

*注意* ここから本当に長くてダルいし僕の予想と思想が飛び交います



第3位

僕と以前バンドを組んでいた小橋さん(portrait it、After the end、Boys don't cry)

厳密に言うと彼はFulldrive2でしたが練習中にCentaurを渡したところ、クランチのマーシャルにgain0のtone1時、level上げ気味でチューブアンプのドライブに使用してました。

超オーソドックスな使用方法ですが、Centaurの特徴としてアンプのキャラクターを変えずとてもローが出る(変えてるやないかいっ)上にマーシャルBチャンネルの音の密度をとても上げるのでとてもいい音でした。Fulldrive2のコンプカットモードでも似たようなドライブは可能でしたがなぜか歪みのキメが細かく滑らかになるので苦手でした。

僕も現在はゲンドウさんに借りている僕の売ったCentaurのクローンを使用し800をドライブさせています。



第2位

田渕ひさ子さん(呼び捨てになんてできません)

ひさ子さんはgain、Levelアゲアゲで突き抜けるミッドを作り単音弾きで使用されてます。

僕も以前はこの使用方法を真似してました。狭まったレンジとアウトプットレベルが大きいせいか爆音バンドでもめっちゃ抜けます。ブッチャーズのライブでもソロパートではだいたいCentaur踏んでると思います。bedの山口さんもここぞと言うソロパートでは踏んでます(僕のテンションも上がりkocoronoなかで一緒に踏んでます)


第1位

吉村秀樹さん(呼び捨てになんてできるわけないじゃないですか!)

吉村さんはCentaurならではの方法で、

つなぎ順としては

・改造Dynacomp  sensitivityかなり上げ気味(超パコーンってなります)

・Klon Centaur  gainはレンジが狭まらないギリギリの位置

この時点で爆音、高サスティーンのクリーンが出来上がる

・Loopに入っているFulldrive2のコンプカットモード(最後期はepboosterも一緒にLoop)

このLoopをオンにすることで皆が聞き慣れているブッチャーズのディストーションサウンドが出来上がる。ケンタとフルドライブのゲイン、ハイワットのプリゲインはあまり上げておらず、Dynacompのsensitivityでゲインを稼ぎ残りのドライブペダルで太くアウトプットしていると予想。

本当にレンジが広いTS系であるケンタとFulldriveはコンプと相性がいいんです。

ただこの方法だとハイが削れるのでHiwattと一緒にJC120やmatchlessを鳴らし補っていたようです。(あくまで予想ですが)


このまま吉村さんの音作りを語り続けると話がそれてしまうのでこれにて終了で。

(またの機会に吉村秀樹会in札幌編にて吉村さんのアンプ、ボード、ギターを1からセッティングさせてもらった時の話も書きたいと思います。)




軌道修正、、、、

現在Centaurのコピーモデルやそれを改良した良いペダルが沢山出ていて、

皆さんご存知SoulFood、Bondi SickAss(これ欲しい)とかはケンタの弱点が無くなっていて本当に優秀です。というかケンタより良いです。電池減るの早くないし。


収拾つかなくなってきたので終わります!!

こんな独断と偏見と予想で書かれた記事を最後まで読んだあなたはすごい!!