勝手に全曲解説 anthology three chord / NEW WORLD

ご無沙汰しております。
この度はサポートでありながら全曲制作、レコーディングに参加しておりますanthology three chord / NEW WORLDが100本限定カセットでfurther platonicから発売しました。

自分が参加した作品が世に出るのはいくつになっても嬉しくて、今回はメンバーに内緒かつ勝手に全曲解説する事にしました。

肝心の曲は買わないと聴けないのでどうしても買えないという方はapple musicで聴けますんでよろしくです。


今作 NEW WORLDは2019の1月ぐらいににレコーディング日程が決まり、2018年末頃から楽曲を制作をするというかなりの急ピッチでスタートしました。

10月にアンソロジーにサポートとして参加したばかりの僕でしたが過去にベースのケイン君とはBoys don´t cry、ドラムのオメガさんとはlast bus to londonで長くバンドをやっていたので違和感なしで曲作りは進みました。かなりいい感じ。

一曲目の「君たちとこれから」は一番難産だった気がします。タイゾー君が意識してるのかはわかりませんが札幌感の脱却をイメージしてると勝手に思ってました。イントロは意図せず広瀬香美感が溢れてていますがタイゾー君の歌とコードから建てた曲なので彼が歌うとアンソロジーになったので安心しました。

イントロのギターはタイゾー君にメモリーマンの利用を制限されていたにもかかわらず勝手に使用しました。かけ過ぎたかなと反省してます。大学のサークルの先輩がなんでも少しやり過ぎな方がイイって言ってたので…


そしてサビのビートをどうするかと言うところで議論は白熱し、最終的に先にアウトロから決めよう!となり僕の大好きなギターのユニゾン、そして少し毒を盛りたいという僕とケイン君の癖で変拍子に落ち着きました。

ゴールが決まると後は早かったです。タイゾー君のビートの要望をアンソロジーのポップネス最後の良心ことオメガさんが叩いたお陰でサビのビートは四つ打ちになりました。サビの最後のコード進行が変わるところもタイゾー君の案でグッドでした。あとラスサビが終わった後のわくわくビートは無理にお願いして叩いてもらいました。

歌詞なんですが完全にタイゾー君のこれからの人生を歌ってると思うんですよね、勝手なこと言うと怒られますがマイナスを原動力に音楽をやってる僕には歌詞がとっても眩しくて、その影響で普段は暗い僕のギタープレイが明るくなったと思います。  

あとレコ当時、タイゾー君の嫁から「歌小さくない?」という意見が確かあって、ギターをそんなにあげない方向で進んでいたんですがdiscotortionに異常に影響を受けていた僕はギターアゲアゲでミックスしてもらいました。結果今聴き直すとデカイですが…  ごめんなさい…

因みにDischarming manのwoundのミックスでも中尾憲太郎先生にはdiscotortionの新譜のイメージをゴリ押ししてました。当時相当ハマってました。バリトンギターだから真似できないってわかってたんですけどね…

あと印象的だったのがケイン君のレコーディング時に「視界の右上にコンボ数が出てる」発言でした。ノーミスで一曲を終えると「フルコンボだドン」って聞こえるらしいです。


続く