strymon flint V2
最近は機材を多く手に入れることが多いので立て続けにレビューします。
バンドサウンドの変化に伴ってペダルリバーブの音質にどんどん厳しくなっていく自分がいて、手持ちのリバーブペダルだとfenderアンプのスプリングリバーブに及ばない事が気になるようになりました。
自宅にあるfender vibrolux reverbのスプリングはタイムもやや短く減衰の仕方が非常に自然(アナログだから当たり前だけど)で好みなので、これに近いリバーブを探していたところstrymonのflintに出会いました。
「ペダルのリバーブなんてダメに決まってるだろ」って思っていた僕はdeath by audioのreverbration machineに手を出すなど、迷走してましたが、flintは別格に音がいいです。
・V1と比べて圧倒的にレンジと解像度が高い
∟これについては行きつけのスタジオにあるV1をよく弾いてたので直感的に思いました。
・twin reverbのようにド派手なリバーブではないが再現度がかなり高い
∟どちらかというと筐体の小さいfender系のスプリングリバーブに近いと感じます。完璧に同じではないけど今までのリバーブの中では一番接近していると感じました。
binson echorecとechosexのサウンドの違いみたいなもんです。(echorecの完全再現ができるのは50年後ぐらいだと思います)
・コントロールも少なく使いやすい
∟解説するまでもないですが、60sのモードが最高です。colorツマミを上げるとfenderのスプリングリバーブに近くなります。
とにかく余計なパラーメーターがないので直感的な操作ができます。
・トレモロはV1と比べて可変域が広い
∟商品説明に書いてあるのでそのまんまですが、より遅いタイムに設定できるようになったので、アンビエントやスロウコアなどのテンポが遅い曲にも使いやすいです。
まだトレモロ部分については使用時間が短いのでまだレビューができないのですが、
リバーブとトレモロのブーストモードはかなり期待ができそうです。
そんなものも使わなくても相当良い音ですが…(売れてる理由がわかる…)
fenderアンプのスプリングリバーブを愛しているけれどアンプは絶対に持ち運びたくない、そして同社のド派手でナウイ(死語)リバーブに興味が一切ない貴方に是非。
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